インジェクターリフレッシュについて
インジェクターリフレッシュ洗浄機
経営革新計画認証書
当工場は、インジェクター洗浄の経営革新計画の認証をいただいております。
こうなる前に・・・
インジェクターをリフレッシュ洗浄することにより、ディーゼル車特有の『癌細胞』PM(パティキュレート マター)の発生を抑制することができ、DPF(ディーゼル パティキュレート フィルター)マフラーのフィルターの詰まりを減少させる事ができます。
1890年代のディーゼルエンジン誕生からほどなく、非常に秀逸な機械式燃料噴射装置が発明・採用されたことにより、その後100年もの間、ディーゼルエンジンの基本形態は変わることはありませんでした。当時、インジェクターはノズルと呼ばれ、燃料圧力に応じて、開閉する弁の機能のみを担っていました。
しかし、1990年代に入ると、環境保護の観点からディーゼル車の排出ガス規制が強化され、ディーゼルエンジンにも技術革新が求められるようになりました。
このような時代の流れの中で登場したのが、コモンレールシステムに代表される電子制御式燃料噴射装置です。
こうして現在のインジェクターは、燃料圧力によらず、非常に微細に噴射量を調整したり精密に噴射タイミングを決定するという、極めて複雑な機能を担うことになりました。
このような機能を達成するため、インジェクターの設計は非常に精密なものとなっています。
例えば、インジェクター内部の部品同士の隙間には、0.5ミクロン以下にも達する箇所があり、また、噴孔径も100ミクロン以下となりつつあります。
このような超精密なメカニズムのため、これまで問題とならなかった微細な堆積物や汚れが、様々な問題を誘発する可能性があるのです。
微細な蓄積物や汚れが発生(赤枠)
汚れでくすんでいる部分(青枠)
上記青枠(くすみ部分)の裏側部分。
微細な蓄積物で偏摩耗をおこしています。
片面は偏摩耗により、キラキラしています。(摺動部位による偏摩耗)
※このように、摩耗や劣化が激しくなると、再利用は出来ません。
その場合は、リビルト品や部品メーカーによる代替品(リンク品)、新品などに交換となります。
ディーゼルエンジンでは空気のみを吸入・圧縮し、高温高圧となったシリンダー内に燃料を噴射することで、燃料の自己着火により燃焼をおこないます。このため、燃料噴霧の状態が着火及びその後の燃焼状態に大きく影響します。
ここで、インジェクターに微細な堆積物や汚れが発生すると、この燃料噴霧が悪化し、車両では白煙やススの増加、燃費の悪化、出力の低下等様々な問題が発生するリスクが高まります。さらに、燃料噴霧の悪化は、DPF(*1)やEGR(*2)、ターボ等、燃料噴射装置以外の様々な機器に対しても悪影響を及ぼす可能性があります。
このような車両トラブルを未然に防ぐためにも、ディーゼルエンジンでは、インジェクターを常にきれいな状態に保つことが非常に重要になります。そこで「インジェクターリフレッシュ洗浄」が必要です。
*1 DPF:ディーゼルパティキュレートフィルター
*2 EGR:排気再循環
また、多くのディーゼルエンジンでは、インジェクターの噴射量劣化を学習補正する機能が採用され、エンジン本来の性能を長く維持できるように工夫されている反面、補正できないほどインジェクターの劣化が進行してようやく車両に不調が現れることになります。
つまり、不調が現れた車両ではすでにインジェクターが故障している可能性が高く、その場合は洗浄しても性能回復は望めません。そこで、診断機を使用して定期的に噴射量補正値を確認し、予防整備としてインジェクターを洗浄することがポイントとなります。このように「予防整備としてのインジェクター洗浄」を実現します。
★汚れの種類に対応したマルチ洗浄技術
●超音波(内・外部)洗浄
ノズル先端部と噴孔内部に堆積したカーボンを除去する為、
専用の超音波洗浄機と洗浄液を用いた、弊社独自の超音波洗浄を実施。
●内部洗浄
インジェクター内部の微細な隙間に堆積した汚れを除去する為に専用の機械を用いた内部洗浄を実施。
★洗浄の必要性
●根本原因を解決
ディーゼルエンジンでは、燃料の自己着火により燃焼をおこなうため、燃料噴射の状態が、
着火およびその後の燃焼状態に大きく影響する。そのため、
・過剰なススの発生・堆積によるDPF※の故障
・カーボンスラッジによる、EGR※バルブ、 ターボ等の機械的故障
など、市場にて散見されるトラブルは、燃料噴霧の悪化 に起因して誘発される ことが多い。
※DPF:ディーゼルパティキュレートフィルター / EGR:排気再循環
これより、トラブルの根源である燃料噴霧の悪化を予防することは、多くの車両トラブルを未然に防止すると共に、 ディーゼルエンジン本来の高トルク・低燃費などの性能を維持することにつながる。
★インジェクターの汚れがおよぼす影響
ハイエース 1KD
・インテークマニーホールド
・EGRバルブ
・EGRクーラー
EGRバルブ
インテークマニーホールド
インテークマニーホールド(ポート部)
スワールコントロールバルブ
開閉の様子
インジェクターの噴霧不良(過走行 15万キロ以上)が原因で煤が蓄積し、インテークマニーホールドのポート詰まり並び、スワールコントロールバルブの開閉が渋くなったり固着したりします。
その不具合により、吸気量不足になり吹け不良・出力不足(白煙・黒煙・ノッキングなど…)の症状を起こします。
程度が良い状態であれば清掃や洗浄で再利用は可能です。しかし、上記の写真の場合は交換になります。
インテークマニーホールド(シャフトのガタ・渋り)
EGRバルブ(ダイヤフラム・センサーの劣化)など…
※インジェクターは全ての本数を取り外し、点検作業が必要になります。
洗浄前診断
テスターで洗浄前のインジェクターの状態を点検し各噴射量点検・テストデーターを作成いたします
3,500円(税込3,850円)/本
A 定期洗浄 |
定期整備時洗浄の場合 ※1 ・トラック(1年に1回) ・乗用車(2年に1回) |
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乗用車~2t車迄 (4気筒) |
4t車~大型車迄 (5本又は6本) |
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6,500円(税込7,150円)/本 | 8,500円(税込9,350円)/本 |
B 不具合時洗浄 |
車両の不具合が 生じて洗浄の場合 |
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---|---|---|
乗用車~2t車迄 (4気筒) |
4t車~大型車迄 (5本又は6本) |
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8,500円(税込9,350円)/本 | 10,500円(税込11,550円)/本 |
※1 定期洗浄:乗用車は2年に1度、商用車は1年に1度の目安となります。
※インジェクターの保証、洗浄保証はございませんので、ご了承ください。
パッケージング費用
送料 + 代引手数料
※1本あたりの価格となります
インジェクター不良の場合
万が一、インジェクターの内部や外部の状態が悪く、洗浄が出来なくてもご安心ください。
純正部品メーカーの新品リンク品が、カーディーラー様の新品価格の半額ほどの価格でご提供いたします。
インジェクター脱着工賃 | |
---|---|
ダイアグテスター診断料 | 7,500円(税込8,250円) |
テスター通信料 | 4,500円(税込4,950円) |
インジェクター脱着 | 4,800(税込5,280円)/本 |
ヘッドカバー脱着 | 8,000円(税込8,800円) |
EGRクーラー脱着 | 8,000円(税込8,800円) |
EGRパイプ・インテークパイプ等脱着 | 4,000円 (税込4,400円)~ |
※脱着時、ガスケット、Oリング、その他の消耗部品が追加で必要となる場合がございますので予めご了承ください
施工例(2t車・定期洗浄の場合)
ダイアグテスター診断料 7,500円(税込8,250円)
テスター通信料 4,500円(税込4,950円)
インジェクター脱着(4本) 20,000円(税込22,000円)
定期洗浄(4本) 26,000円(税込28,600円)
ショートパーツ(消耗部品) 800円(税込880円)~
合 計 58,800円(税込64,680円)~
洗浄が不可能な場合
リビルト品対応 | 上記点検で復帰が見込めない場合 | |
---|---|---|
リビルト品購入の場合(無料) | キャンセルの場合(有料) | |
洗浄前診断料 0円 | 洗浄前診断料 3,500円(税込3,850円)/本 |
※インジェクターの構造により、別途料金がかかる場合がございます。
※エンジンの構造により、診断・洗浄ができない場合がございます。
※車両ごとの場合は、診断料、脱着等の費用が別途かかります。
※輸入車の故障診断並び修理は、お受けしておりませんのでご了承ください。
※洗浄前診断・点検中で、洗浄不可能の場合、弊社にてリビルト品をお勧めしております。
※輸入車・ハイブリッド車・ガソリン車のインジェクターリフレッシュ洗浄も承っております。
※インジェクター(リビルト品)保証
デンソー製 12ヶ月
ボッシュ製 6ヶ月
(メーカー保証)
※インジェクターリフレッシュ洗浄の保証は、機能部品を再利用しておりますので、保証は致しかねております。
通常、車両に不調が現れてからでは、インジェクター洗浄で症状を回復させることは
困難な場合が多いです。その中で、症状が回復した事例の一部を紹介致します。
事例1 DPF再生の時間短縮
車両:日野・デュトロ
走行:300,000km
仕様:積載車
DPF再生が頻発して悩まされていたが、施工後は通常頻度に回復。
一回の再生時間もずいぶん長かったが、施工後はかなり時間短縮されました。
事例2 黒鉛の発生が-10%低減
車両:日野・レンジャー
走行:500,000km
仕様:積載車
黒煙がひどく、添加剤をいくら投入しても全く改善しなかったが、施工後は一気に-10%低減!
打つ手が無い状態だったので、とても驚きました。
事例3 アイドルや低速時の振動が解消
車両:いすず・エルフ
走行:650,000km
仕様:高所作業車
アイドルや低速時に、耐えられない程の振動があり、各部の故障につながるのではと心配でしたが、
施工後は完全に解消しました。
事例4 コストが新品の1/3~1/5で可能
車両:トヨタ・ハイエース
走行:150,000km
仕様:営業車
アイドリングがとにかく不安定で、頻繁にエンストしていましたが、施工後はとてもスムーズに回り、エンストもありません。
高価なインジェクタを交換せずに済み、経済的にもとても助かりました!
事例5 エンジンの始動性の改善
車両:UD・ビッグサム
走行:320,000km
仕様:冷凍車
車両に大きな異常は無かったのですが、予防整備として施工したところ、黒煙が低減し、燃費も約10%向上しました。
施工前には気付いていませんでしたが、始動性も明らかに良くなっています。
事例6 レスポンスの向上によりトルクアップ
車両:三菱・キャンター
走行:250,000km
仕様:積載車
パワーダウンと出だしの遅さが気になっていたが、施工後はアクセルレスポンスが格段に良くなり、全体的にトルクアップしたようです。
おかげで、追い越しが楽になりました。
【リビルト品】
※当社の場合は、インジェクターは部品メーカー(ボッシュ製・デンソー製)の部品メーカー純正リビルト品を使用しております。
※DPFマフラーの場合は、中古車のマフラーをウルトラリフレッシュ洗浄した物または、提携のリビルト工場からの再生リビルト品を使用しております。
【注意】
インジェクター・DPFマフラー・SCRマフラーにつきましては、社外品は一切使用しておりません。
【DPFマフラー】社外品の主なトラブル
①再生時の白煙
②再生温度が上がりきらない
③自動で焼けない
【SCR触媒】社外品の主なトラブル
①アドブルー品質異常のエラー
②DPF再生後に白煙
③尿素水減りが早い、結晶化している。
その為、インジェクター・DPFマフラー・SCR触媒につきましては、社外品を使用していた場合は、リビルト品又は新品の対応になりますので、ご了承ください。
経営革新計画認証書
グッドキャリア企業アワード2016
イノベーション賞受賞
当工場は、インジェクター洗浄の経営革新計画の認証と、
グッドキャリア企業アワード2016においてイノベーション賞を受賞した工場です。
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料金についての詳細やお困りなことなどございますか?
このような事で、お悩みやご相談ごとのある
修理工場様・自社整備工場をお持ちの運送会社様、
新たな試みに共に挑戦しませんか?
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当社の功績
当工場は、一般ユーザー様のみならず
・カーショップ様
・小型カーディーラー様
・大型カーディーラー様
・農機ディーラー様
・近隣修理工場様
からの依頼も多いです。
当工場は、当社専属の技術スタッフが直接、点検・修理作業を行うため、スピーディーな作業を行うことができます。
なお、当工場は、
◆国土交通省 関東運輸局長表彰受賞
◆茨城運輸支局長表彰
◆全国自動車 電装品整備商工組合連合会指定
◆自動車電機装置整備作業 推奨工場
◆国土交通省認可 自動車電装品整備商工組合 組合員
◆電整連認定 ハイブリット車 電気自動車整備店
◆電整連認定 電子システム診断認定店
◆茨城県 自動車電装品整備商工組合 技術認定工場
◆国土交通省認可 自動車電装品整備商工組合員之証
◆全国ディーゼルポンプ振興合連合会 会員
などの受賞や認証も多数頂いており 公的機関からも安全性・信頼性を認定されております。
特殊認定資格者による功績
当社の強みは、自動車部品特殊整備の技術保有者が多数いることです。
見積りは、主に2種類、お客様のご要望に沿って修理致します。
例)
A:今現在、壊れているところだけを修理する最低限の見積り
B:【A】+今後壊れると予想される予防整備を踏まえた修理の見積り
特殊認定資格者による点検とアドバイスを実施
エアコン簡易点検シート
エアコン機能部品シート
不具合問診シート
DPFマフラー不良点検シート
当工場では、資格を有する当社のスタッフが直接、点検を行います。
点検作業は、①点検シートを使って行います(上図参照)。そして、点検終了後もこちらのシートを使ってお客様に説明致します。
また、診断・お見積りにおいても当社のスタッフが行い、②診断シートを使いながら故障の原因を特定していきます。診断後は、お客様に②診断シートを使って故障の原因をわかりやすく説明し、お見積りを出させて頂いております(診断・お見積りは有料です)。
修理の際も、②診断シートを使って作業を行い、修理完了後も②診断シートを使ってお客様の納得のいくように説明させて頂きます。
*点検シート・診断シートの様式は各サービスによって異なります。
自社・パートナーで修理 安心・安全・適正価格
お客様の安全・安心を第一優先に点検・修理作業を行うことを心がけております。
当工場では、全国のパートナー企業とも提携して、スピーディで適切な修理を行える体制を整えており、
余計な外注費用や運搬費用が発生せず、適正価格にて修理を行うことができます。
技術勉強会を定期的に実施
リビルト品や中古パーツなどを取り扱う業者間でネットワークをつくり、定期的に勉強会を開催しております。
また、個有技術の伝承のための勉強会も行っております。
最新の技術や部品に関する学習を行いつつ、業界同士のネットワークを活用して、ダイレクトに優良な部品を迅速に調達する体制を整えております。
お客様に最善のサービス・部品を提供できることをモットーにし、常に自己研磨を行っております。
代車の無料サービス
「遠距離からはるばる修理を頼みに来たいけど、帰りの車がなくて・・・」
そんなご心配があるかもしれません。
しかし、大丈夫です。
当工場には、お客様への貸出専用の車を、常時9台用意しております。
お客様の大事な車を修理させて頂いている間は、代車を無料で貸し出しております。
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